【就業規則コラム vol.7】社員が知らなかった就業規則は無効?

就業規則をつくったからといって、すぐに効力を発揮するわけではありません。

実は、社員に「周知」されていない就業規則は、無効になることもあるんです。

たとえば、

  • 就業規則を作ったけれど、誰にも知らせていない
  • 社長の机の引き出しに入ったまま
  • 更新したけど、社員には「前のまま」と思われている

こうした場合、いざトラブルになったときに「そんなルール聞いてません!」と言われてしまい、効力を失う可能性があります。

周知の方法は、必ずしも「紙を配ること」だけではありません。

  • 社内に備え付けて自由に見られるようにする
  • PDFにして社内共有フォルダに置く
  • クラウド上で常に確認できる状態にする

こうした工夫で、社員がいつでも見られる状態を整えておくことが大切です。


就業規則は「つくること」がゴールではなく、社員に届いて、初めて意味を持つルール
せっかく整えた規則を“宝の持ち腐れ”にしないよう、周知の仕組みを考えておきましょう。

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